面接官を面接するAIで圧迫面接をなくす?

面接において面接官は就活生を評価するわけですが、面接官は誰が評価するのでしょう。

威圧的な態度や意地悪な質問、いわゆる「圧迫面接」は営業職などにおけるクレームや要望への処理能力、ストレス耐性を量るために行われていたものですが、近年では企業のイメージを損なうなどの理由から徐々に数を減らしています。

では、意図しない圧迫面接は減らすために何ができるでしょう。言葉選び一つで、動作や態度一つで相手は思いもしない圧を受けているかもしれません。よりよい面接体験をつくりあげるための面接官の評価・育成は簡単なものではないのです。

そこでオンライン面接サービスを提供する 株式会社ZENKIGEN(ゼンキゲン)は面接解析AIの新機能として、面接官を評価し、改善を促す機能が追加することを発表しました。声の抑揚・発話量や姿勢、目つきや会話の間などといった300の項目から分析し、面接官の改善点のフィードバックに繋げるねらいです。コロナ禍で一般的となったオンライン面接によって、多くのデータが蓄積されることで、AIが面接官の是非を問うことができるだけの学習が可能となったのです。

このように社会の変化によってこれまで得られなかったデータが十分に収集可能となり、新たなサービス・機能がこの世に生まれていきます。「AIで何ができるか」は「AIに学ばせるどんなデータがこの世にあるか」なのかもしれませんね。

ライター:H.I